アジュバン、育毛剤事業を夏めどに開始へ 理研と共同開発で医薬部外品

20210424アジュバン会見

 ヘアケア・スキンケア製品を企画販売するアジュバンコスメジャパン(4929)は今夏にも、育毛剤事業に乗り出す。医薬部外品の育毛剤を、主に薄毛を気にする男性向けに通信販売する。製品には国立研究開発法人の理化学研究所(埼玉県和光市)との共同研究で開発した育毛成分を含む。2021年3月機決算発表で記者会見した中村豊会長兼社長(写真右)と、中川秀男取締役(同左)が明らかにした。

 同社がこれまで手がけてきた美容室やエステなどのサロン向け製品とは異なる販売手法になることから、現在のアジュバンとは別会社で展開する計画だ。従来のサロン向け製品を展開する会社と、新たに育毛剤事業を展開する会社の両方を統括することが、アジュバンが持ち株会社体制に移行する目的であることも示した。

 同社は2023年3月期に売上高100億円をめざす中期経営計画を1月に取り下げた経緯があった。これについては「商品力には自信があった」(中村会長兼社長)ことから、営業力強化を目的に「美容業界に経験が乏しい社員の教育を急いだところ、社内の一部で摩擦が起きた」(中川取締役)結果、中堅社員を中心に2年間で約30人が退社する事態になったことで見直さざるを得なかったという。

 新規事業を含めた新たな中期経営絵計画を今期いっぱいで検討。引き続き社員の教育を強化して体制を立て直す。22年3月期のヘアケア・スキンケア製品については、既存の顧客である美容師・サロンや代理店向けの販売が増える見通して、総じて5〜6%の売上高の増加を見込む。

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