アジュバン、今期純利益71%減 前期に子会社売却で減収などで

20210423アジュバン決算

 ヘアケア・スキンケア製品を企画販売するアジュバンコスメジャパン(4929)は23日、2022年3月期(20日締め)の連結純利益が前期比71%減の5000万円になる見通しだと発表した。顧客管理システムの子会社を前期に売却した分、減収になるが、研究開発費を維持して販管費が増えることで、利益を圧迫する。ヘアケア・スキンケア製品は既存の顧客や代理店向けに販売増を見込む。年間配当は24円(中間なし)を据え置く。

 売上高は8%減の45億円、営業利益は56%減の1億2800万円を見込む。同社は1月に、23年3月期の売上高を100億円、営業利益20億円などの目標を掲げた中期経営計画を取り下げると発表した。今期は1年かけて新たな中期計画を練り直す。この間に在庫管理や原価管理を徹底するが、「積極的な拡大策に打って出る前のしゃがみ込む1年」(IR担当者)になる見通しだ。5月にはアンテナショップとして十分に機能しなかった東京・青山の直営店も閉店する。

 同時に発表した21年3月期の連結決算は、最終損益が1億7400万円の黒字(前の期は2億2700万円の赤字)だった。20年10月に発売したヘアケア分野の新製品「KASUI(カスイ)」の投入効果もあり、ヘアケア製品が伸びたのが寄与した。マスク着用の日常化や外出の抑制などで、スキンケア製品の需要が伸び悩んだことなどを補った。売上高は5%増の48億円、営業損益は2億9200万円の黒字(前の期は1億8400万円の赤字)になった。

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