井戸兵庫知事「人の流れを抑え込んで対応」 兵庫県の新型コロナ対策会議始まる
- 2021/04/23
- 14:49

兵庫県の新型コロナウイルス感染症対策協議会・新型コロナウイルス感染症対策本部会議の合同会議が23日午後2時半に始まった。協議会で専門家らから今後の対策について意見を聞いたうえで、対策本部会議で今後の対応方針や具体策などを決める。兵庫県が報道機関に公開した冒頭あいさつで井戸敏三知事は、感染者数の増加に伴う入院待ちの患者数が1300人を超すなど「医療としての機能が支障を生じている」と述べ、政府に緊急事態宣言の発令を要請した理由を説明した。そのうえで「人の流れを抑え込んで変異型(ウイルス)であっても対応できるようにしたい」と述べた。
政府は23日中に大阪府、京都府、兵庫県、東京都を対象に、3回目の新型コロナの緊急事態宣言を発令する見通し。期間は25〜5月11日になる見込みだ。夜に菅義偉首相が記者会見して発表すると伝わっている。
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