神戸製鋼、薄板3品さらに値上げ 5月出荷相当分から1万円/t

 神戸製鋼所は22日、建材や圧延加工、パイプなどに使う鋼材薄板3品種(熱延、冷延、表面処理鋼板)の国内価格を、1トン当たり1万円引き上げると発表した。5月出荷相当分から。同社は2020年10月と21年2月に、合計で1トン当たり2万円以上の値上げを打ち出していた。今回、さらに値上げを実施することで、値上げ幅は合計3万円以上になる。原材料価格の高騰を製品価格に転嫁して、マージンを改善する。

 主原料価格に加えて輸送費用などが上昇したのを受けて、コスト削減など自助努力だけではマージン改善が不十分と判断した。今後は問屋や各種メーカーなど販売先に申し入れ、値上げを浸透させる。同時に鋼帯を加工するコイルセンターを含めたサプライチェーン(供給網)で、一貫したマージン改善もめざす。

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