神栄、前期最終黒字5億円に上方修正 冷凍食品の落ち込み幅小さく

20210421神栄修正

 老舗商社の神栄(3004)は21日、2021年3月期の連結最終損益が5億円の黒字(前の期は6億7700万円の赤字)になったようだと発表した。従来予想である3億5000万円の黒字から上方修正し、黒字幅が拡大した。業務用食品が中心の食品関連で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた冷凍食品の落ち込み幅が想定よりも小さかった。加えて空気清浄機が注目されたことで、同社が製造する部品であるホコリセンサーの受注が計画を上回ったのも寄与したという。ホコリセンサーは稼働率の向上で採算も改善した。

 売上高は前の期比9%減の372億円、営業利益は2.2倍の7億7800万円になった。従来予想は370億円、6億5000万円だった。

 同社は5月14日に21年3月期決算を発表する予定だ。

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