通常ローンと資本性ローンの両方で募集 兵庫県の新事業創出支援貸付

 兵庫県は16日、実用化段階に近い独創的な研究開発や生活サービスの開発を支援する「新事業創出支援貸付」の今年度1回目の募集を始めた。ひょうご産業活性化センター(神戸市中央区)の審査を通過すれば、長期の無利子貸付が利用できる。年2回の募集で、今回は2021年度の第1回。これまでは16年から据置期間が長期で弁済順位が劣後する「資本性ローン」としてのみ貸し付けてきたが、今回から「通常ローン」としての貸し付けもできるようにした。募集期間は5月31日まで。

 適用する4分野が決まっており、分野ごとに貸し付け上限が異なる。「産学連携・事業連携」の場合は3000万円、「ものづくり」「IT活用ビジネス」では1500万円、「生活サービス産業」では400万円を上限とする。新製品の開発費用やシステム構築、マーケティングに必要な費用の70%または貸し付け上限の低い方が貸付額になる。担保と保証人も不要。資本性ローンは年限が5年半、7年、10年のいずれか。通常ローンは年限が10年以内で、最長3年の据置期間がある。

 製品やサービスなどの独創性と、返済時の財務内容の見込みなどを審査したうえで、この制度の利用可否が決まる。特に募集人数などの枠を設けているわけではないが、年間に数件が審査を経て対象になってきた。通常ローンでの貸し付けも実施することで起業まもない会社などだけでなく、より幅広い層からの申し込みを促す。


関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

神戸経済ニュース twitter

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告