ケミプロが大幅反発 前期の上方修正をめぐり思惑か

20191231神戸株ワッペン

終値 267円 +13円(5.12%)


 16日の東京株式市場では、紫外線吸収剤の大手であるケミプロ化成(4960)が大幅に反発した。一時は前日比23円高の277円まで上昇した。終値で東証2部の値上がり率ランキングで4位に顔を出した。特に目新しい買い材料は出ていないもようだが、前期の業績が上振れることへの期待感から、思惑的な売買が出やすいといった指摘が出ていた。

 同社は、2021年3月期の単独税引き利益が前の期に比べ45%減の5000万円になる見通しを示していた。ただ4〜12月期の9カ月間ですでに1億3600万円の税引き利益を計上。製品の需要環境が不透明として業績予想を据え置いていたが、ここにきて1月に再発令された緊急事態宣言も大きな影響は出なかったとの見方から、上方修正を意識しやすくなったとみられる。

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