神戸市「うちわの配布を行わないように」兵庫県に申し入れ かえって逆効果か

20210414うちわ申し入れ

 神戸市は13日、兵庫県が神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市の飲食店に対して配布を発表した「飛沫防止うちわ」について、神戸市内の飲食店に対して配布しないよう申し入れた。兵庫県は新型コロナウイルスの感染対策として、感染源になる飛沫を防ぐためにうちわで口を覆うことが有効と主張。飲食店がオリジナルのうちわを作成するサンプルにと、1店舗あたり20枚、合計32万枚のうちわを作成して飲食店に送付すると発表していた。これに対し神戸市は「かえって感染の危険性を高める可能性がある」と指摘した。

 神戸市によると、食事中にうちわを使用することが「どの程度飛沫感染を防止する効果があるのが検証が不十分」という。うちわを使って食事することが安全であるというメッセージを与えかねないという面もあり、神戸市としては逆効果の可能性が高いと判断した。神戸市は食事中の感染対策として「食事中に会話するときは1メートル以上の距離をとる」「斜めに座る(真正面に対面しない)、横に並ぶ場合は1つ席を空ける」「大声を出さない」ことを徹底して呼びかける方針としている。

 神戸市は13日に兵庫県に対して申し入れを実施したあと、神戸市政記者クラブと神戸民間放送記者クラブの加盟社に対しては13日夕方に資料(写真)を配布した。兵庫県の防災企画課によると14日午後時点で、うちわ会食に関する申し入れなどがあったのは神戸市のみという。

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