遠隔ICU支援スタートアップのT-ICUが本社を神戸市に移転 芦屋市から

 集中治療室(ICU)の専門医が遠隔地からネットを通じて各地の集中治療室の診療支援サービスを展開する医療スタートアップの「T-ICU」は、本社を芦屋市から神戸市中央区に移転した。3月29日から神戸市内の新本社を本格稼働している。同社の市内移転を受けて神戸市の久元喜造市長は「T-ICU社の本社を神戸にお迎えできることは大変喜ばしく、遠隔医療サポートが神戸から全国、さらには世界に広がっていくことを期待している」とのコメントを発表した。

 T-ICUは2018年に神戸市が米有力ベンチャーキャピタルと連携して、スタートアップの育成支援を目的に開催する「500 Kobe Accelerator」に参加した。20年8月からは神戸市と神戸市立医療センター中央市民病院と連携して、新型コロナウイルス感染症患者の入院を受け入れる医療機関向けに集中治療室の支援を手掛けていた。神戸市が建設した新型コロナの重症専用病棟(臨時病棟)にも、同社のシステムを導入した。

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