兵庫知事選、維新が斎藤元彦氏の推薦決定 「身を切る改革」など政策協定

20210407兵庫維新会見

 日本維新の会の地方支部にあたる兵庫維新の会は6日、7月18日に投開票する兵庫知事選で日本維新の会は斎藤元彦氏を推薦すると発表した。兵庫維新の会の代表を務める室井邦彦参院議員(写真の前列右から2番目)は、維新の県議らとともに兵庫県庁で記者会見し、「日本維新の会と斎藤氏の間で政策協定を結んだ」と明らかにした。「身を切る改革」「行財政改革」など維新が掲げる理念と斎藤氏の方針が一致したという。

 3日付で斎藤氏が推薦の依頼状を提出し、5日付で維新が推薦を決定した。室井氏は斎藤氏について「コロナの件や、行財政改革について3年間みっちりと、維新(が首長を務める自治体)の中で財政課長として中心になってやってこられた」と評価。「新たな手法で兵庫県を変えてほしい。パワーを持っている」と期待を語った。

 斎藤氏は自民の会派を分割した県議11人が出馬を要請し、立候補に踏み切った経緯がある。現時点で維新は、斎藤氏に出馬要請した自民の議員らとは連絡をとっておらず、今後調整を進めるとしている。記者会見に斎藤氏は同席しなかった。

 斎藤氏を巡っては、立憲民主党や国民民主党の県議らが所属する県議会第2会派「ひょうご県民連合」も、斎藤氏を支援する方向で調整することを決めている。

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