久元神戸市長、まん防適用「必要な措置として兵庫県に要望した」 31日に
- 2021/04/01
- 12:09
兵庫県は1日にも、まん延防止等重点措置の適用を政府に要望し、政府は同日夕方にも適用を決定するとみられる。要請の時期が適切だったかについて記者が質問すると「県をまたいで検討する必要もあるため、大阪府と連携して兵庫県のほうで適切に判断していただきたい」と述べた。
久元氏は、まん延防止等重点措置の適用が必要な背景として、新型コロナ専用病床の利用率が90%超とひっ迫していることがあると説明した。神戸市では現在、中央・西・西神戸と3カ所ある市民病院で、新型コロナ以外の入院や通常医療の手術を3〜4割程度制限している。変異株の感染者は、従来株の感染者よりも退院の要件が厳しく設定してあるため、入院期間が長くなりやすいためだ。
同時に久元氏は、「厚生労働省の方針に従うと病床がひっ迫するという現状はきわめて不合理」と主張。変異株患者の入院期間を短期化できるよう厚労省に文書で要望したことも明らかにした。
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