新港第2突堤に1万人収容の神戸最大アリーナ NTT都市など優先交渉権

20210326第二突堤

 神戸市は新港第2突堤の再開発事業で、1万人を収容できる「多目的アリーナ」(完成予想図=神戸市提供)を2024年にオープンさせる。再開発事業にアリーナ建設を提案したNTT都市開発などのグループに優先交渉権を与えたと26日に発表した。約8000人を収容するワールド記念ホールを上回り、神戸市で最も大きく、近畿地方でもみても屈指の大規模アリーナになる見通しだ。年間で約100万人の集客効果を見込む。

 アリーナは地上5階、高さ約30メートルを想定、第2突堤の中ほどに建てる。大きな収容力でコンサートからスポーツまで幅広いイベントに対応。ライブビューイングやオンライン配信などIT(情報技術)を活用した多様な形態で開催できるようにする。アリーナよりも海側は駐車場として活用。基部側には最大3000人が滞留できる広場を作り、ここでもイベントを開催できるようにする考えだ。

 アリーナは民設民営で建設する。2020年10月から事業者の募集を開始し、最終的に応募があった2者から1者を選んだ。観光・集客による交流人口の増加に寄与するとみられることや、三宮再開発との相乗効果もねらえるとして、有識者で構成する優先交渉権者選考委員会(委員長・安田丑作神戸大名誉教授)で高得点を得た。

 21年度は神戸市と優先交渉権者の両者で事業計画を詰める。22年度に着工し、大阪・関西万博のある25年の前に完成させる。事業の対象になる土地は神戸市と優先交渉権者の間で定期借地権を結ぶ。神戸市は土地の賃料に1平方メートルあたり月額700円を想定。年間では1億6200万円になる計算だ。

 提案したグループの代表企業はNTT都市だが、構成企業にはアリーナに次世代通信(5G)を提供できるNTTドコモに加え、バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)西宮ストークス運営会社の筆頭株主である渋谷順氏が経営する東証1部上場のスマートバリューも名を連ねた。西宮ストークスは26日に、2024〜25年シーズンよりホームタウンを神戸市に移す見通しを発表した。

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