神戸製鋼、自動車向け高級鋼板生産の新施設が稼働 加古川工場で

20210325神戸製鋼3CGL

 神戸製鋼社は25日、加古川製鉄所(加古川市)で整備を進めていた自動車用の高級鋼板である「超高張力(ハイテン)鋼板」を増産するための新施設「第3CGL」(写真は外観=神戸製鋼提供)で、3月から営業運転を開始したと発表した。冷延鋼板と溶融亜鉛めっき鋼板の兼用製造ラインだ。最新の熱処理機能を持つ「連続焼鈍設備」や、コイル状に巻き取られた鋼板を元に戻す「リコイラー」を新設。年間24万トンの生産能力を持つ。

 自動車用の超高張力鋼板への需要増加に対応する。今回の増産投資では、生産設備の新設と同時に、既存の生産設備や構内物流設備も能力増強の投資も実施した。超高張力鋼の製造設備全体で生産性を高めた。

 自動車メーカーは世界的な環境規制・燃費規制の強化と、衝突安全基準の厳格化を受けて、車体の軽量化と高強度化を同時に進める必要がある。このため軽量で強度が高いうえ、加工しやすい鋼材として超高張力鋼板の使用を増やしている。さらに軽量な素材としてアルミパネル材にも需要が高まっており、真岡製造所(栃木県真岡市)で約200億円の増産投資を実施し、設備を増強中だ。

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