井戸兵庫知事、LINE「単純に使わないで済むか見極め必要」 データ管理不備

2021032井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は22日の定例記者会見で、対話アプリのLINEについて「単純に個人情報が漏れているから使わない、では済まないのではないか」「見極めたうえで取り扱いを決めたい」と述べ、同アプリの利用を継続するか検討中であることを明らかにした。業務委託先である中国の関連会社から、日本の利用者の個人情報にアクセスできる状態だったというLINEのデータ管理不備について、記者の質問に答えた。

 井戸氏は県政情報の配信など「広報手段として使っているものは、どう活用されようと県として提供している情報は問題ない」とする一方、「問題は、いろんな相談ごとを受けている事業をどうするか」と指摘。「個人情報(保護)を優先するだけで済むのか」は、見極めが必要だとの見方を示した。典型例として自殺対策の兵庫県公式アカウント(いのち支える)を挙げ、「必死の思いでようやく相談をされてきているので、そのような手段をなくしていいのか」と話した。

 LINEの活用を続けるにしても、やめるにしても「利用者に対して、しっかり理解を得る必要がある」。このため井戸氏は「十分に検討したうえで、広報させていただきたい」と述べ、方針が決まれば公表する意向を示した。LINEを巡っては、総務省がLINEを通じて提供している行政サービスの運用を停止する考えを武田良太総務相が示している。

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