神鋼環境、今期純利益25%増に上方修正 期末配当15円増の60円に
- 2021/03/17
- 19:18
神鋼環境ソリューションは17日、2021年3月期の連結純利益が前期比25%増の34億円になりそうだと発表した。従来予想の30億円から上方修正し、増益幅が拡大する。採算悪化を懸念していた廃棄物処理の一部案件で、かかった費用が想定を下回ったのが主因としている。このほか新型コロナウイルスの感染拡大で、出張費や交通費が想定よりも抑えられたことなども寄与する。
営業利益も前期比48%増の52億円になる見通しと、従来予想の48億円から増益幅が拡大する。一方で売上高は前期比12%増の1100億円になる見通しを据え置いた。
同時に21年3月期末の配当金を前期比15円増配して60円にすると発表した。従来予定は据え置きの45円だったが、利益が上振れしたことで株主への配分も強化する。同社は中間配当を実施していない。
▽関連記事
- 関連記事
-
- ノザワが9日続伸 取引時間中に増配発表、一時大幅高に (2021/03/19)
- ノザワ、今期配当金30円に積み増し 従来予定は20円・前期比5円増配 (2021/03/19)
- 神鋼環境、今期純利益25%増に上方修正 期末配当15円増の60円に (2021/03/17)
- モロゾフ、今期税引き益42%増に 売上高コロナ前の9割を見込む (2021/03/16)
- ケミプロ化成がストップ高、5年ぶり大商い 貸借取引の申込停止措置きっかけ (2021/03/16)
広告
chevron_left
2月の神戸港、輸出入総額は前年比8.5%増 前年同月に新型コロナで急減 home
今日の株式相場・反落か、3万円控え戻り待ち 2万9800円台で推移か
chevron_right