久元神戸市長、フルートコンクール「本選開けるか思案」 2次審査までネットで

 神戸市の久元喜造市長は16日に開催したパネル討論「ニューノーマルのスタートアップ・エコシステムを考える」の中で、新型コロナウイルス対策の一環で8〜9月に開催予定の神戸国際フルートコンクールについて「1次審査はオンラインでやって、2次審査もオンラインでやろうとしているところ」と述べ、2次予選までネットを通じて審査する方針を明らかにした。通常は動画での予備審査を通過した参加者が、1次審査から神戸文化ホール(神戸市中央区)に集まるが変更。さらに神戸文化ホールを会場とした「本番(本選)を開けるか思案している」と話した。

 新型コロナウイルスの感染拡大で職員の働き方は変わったか、との司会の質問に関連して久元市長が語った。続けて久元氏は、市役所にも新型コロナに対応する「保健師や医師、看護師、地下鉄やバスの運転手、ごみ収集などテレワークに馴染まない『エッセンシャルワーカー』の人たちが多くいて、それらの職種の感染対策もあわせて考える必要がある」と強調した。

 そのうえで神戸で育成するスタートアップについて、「産業構造はある種、全天候型でなければならない」と幅広い産業育成の重要性を示したうえで「その中でも健康・ヘルスケア分野は核になるのではいか」との認識を示した。健康やヘルスケアの分野は、神戸医療産業都市に立地する企業がPCR検査ロボットを開発したり、スーパーコンピューター「富岳」が飛沫のシミュレーションに寄与するなど「神戸発のコロナ対応はずいぶん先進的なことをやっている」と指摘。産業集積とスタートアップの相乗効果が期待できる。

 パネル討論は神戸市が主催して、テレビ会議システムを通じて開催。久元氏のほかマッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社の北條元宏・関西オフィス共同代表、アシックスの広田康人社長COOがパネリストとして出席した。司会はたからのやま(神戸市中央区)の奥田浩美氏が務めた。

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