三ツ星ベルト、24年3月期の営業益83億円目標 50年度にCO2排出ゼロ

20210316三星ベ中期計画

 三ツ星ベルトは15日、2024年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。最終年度の目標は売上高が今期予想比19%増の750億円、営業利益が同84%増の83億円に設定した。国内外の生産体制の再構築と、ベルトの用途拡大などで販売を伸ばす。同時に新型コロナウイルスの影響もあって今期は7%程度に落ち込む売上高・営業利益率を、11%以上に引き上げる。目標の前提になる為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=115円とした。

 設備投資は150億円を計画する。このうちグローバルな生産体制の再構築に50億円、R&D(研究開発)を含めた計画停な設備の更新や増強には100億円を充てる。製品開発にはデータの収集・解析など情報の価値用能力を高め、さらにIoT(道具やセンサーをネット接続する常時情報収集・管理)や人工知能(AI)の活用も含めた革新的な生産工場の開発で、コスト競争力と品質の両方を高めたい考えだ。

 自動車産業向けの製品は4輪車用に加え、二輪車や多用途4駆車にも使われる製品の拡販を強化。新車として販売した後の「アフターマーケット」市場の販売も強化する。一般産業用では農業用機械の大型化・高速化に対応する新製品や、産業用ロボットや射出成型機の電動化に対応する製品を開発する。搬送製品では、引き続き食品業界や物流業界を意識した販売に力を入れる。

 SDGs(持続開発目標)の推進も掲げる。二酸化炭素(CO2)排出量の削減目標は24年3月期に14年3月期との比較で20%以上削減、30年度(31年3月期)に35%削減、50年度(51年3月期)に排出量実質ゼロ(カーボンニュートラル)をめざす。株主への利益配分は1株あたりの配当金を年54円(連結配当性向35%)以上、自社株買いなども含めた連結総還元性向は3年間平均で50%を目標とした。

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