新型コロナ対策、神戸市などで飲食店時短の継続に含み 井戸兵庫知事

20210315井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は15日の定例記者会見で、新型コロナウイルス対策を目的とした神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市での飲食店に対する営業時間短縮の要請について、22日以降も継続することに含みを持たせた。新規陽性者数の7日移動平均は15日現在で44.9人。1週間前には30人を下回っていたが、足元で増加基調だ。井戸氏は「今のような状況なので(要請を)ゼロにするような状況ではない」「引き続き、それなりのご協力をいただくような対策を行なっていく必要がある」との認識を示した。

 現在は21日まで4市での飲食店に対する営業時短を要請しているが、井戸氏は18日にも新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開いて、「22日以降の対策を開く必要がある」と話した。4市を対象にした時短要請は延長か、との記者の質問には「それも含めて検討する」という。そのうえで、時短要請に対する協力金を支給する期間は、「緊急事態宣言が解除されてから1カ月程度と国が言っているので、それまでは延長しようと思えばできる期間だといえる」と話した。さらに感染拡大が懸念される「年度末、年度始めをにらんだ対応が必要」と強調した。

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