神明HD、ショクブンを子会社化 第三者割当増資を引き受け

 米卸最大手の神明ホールディングス(HD、神戸市中央区)が東証2部上場で食材宅配のショクブン(9969)を子会社化した。ショクブンが神明HDを割当先とした第三者割当増資を実施。ショクブンは4日付で神明HDから払い込みを受けたと発表した。神明HDは、これまでもショクブン株の19.78%を保有する筆頭株主だったが、第三者割当増資で15億7545万円を追加出資して持ち分を50.1%に引き上げた。

 ショクブンは2月15日に第三者割当増資を発表。3月4〜31日を払い込み期間としていたが、この初日に神明HDが払い込みを終えた。ショクブンは調達した資金を拠点統廃合や新規営業所の出店、基幹システム投資、マーケティング投資などに充当する。今回の第三者割当増資がショクブンの業績に与える影響について「未定」としている。

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