神戸医療産業都市の運営委、2部会制を正式決定 21年度の活動方針も提示

 神戸市中央区のポートアイランドに立地する企業や研究・教育機関などの代表者による2020年度2回目の「神戸医療産業都市運営委員会」が13日に開催された。事務局の神戸医療産業都市推進機構が昨年11月の20年度第1回に提示した部会の再編案を正式に決定した。今年度までは運営委の傘下に「広報部会」「都市環境部会」「産学連携部会」の3部会を置いていたが、これを「都市環境・交流部会」「人材戦略部会」の2部会に改める。会議はテレビ会議システムを通じて実施。テレビ会議システムを通じて出席した22団体の代表者らが多数決を実施し、全会一致で2部会への移行を決めた。

 都市環境・交流部会では、通勤時などの交通の改善、キッチンカーなど利便施設の誘致、神戸医療産業都市の広報活動などに取り組む。人材戦略部会では勉強会や講習会などで研究者や人事担当者らの能力向上をめざす活動に加え、新たな研究者人材の確保や新規の進出企業に対する連携の呼びかけなど展開する見込みだ。それぞれ3部会制で運営したこれまでに浮上した課題を引き継ぐ。

 あわせて推進機構は、神戸医療産業都市運営委員会の副委員長と、各部会の副部会長を新設することを提示。委員長や部会長の急な人事異動などにも対応できるようにする。加えて正副委員長と正副部会長はいずれも任期を3年とし、できるだけ多くの人が運営委員会自体の運営に関わるようにする。副委員長や副部会長の設置は規約の改定にもかかわるため、7月にも予定する21年度の第1回運営委員会で正式に決める見通しだ。

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