神戸市、総額24億円の3月補正予算案 医療者応援ファンドの支援強化
- 2021/03/13
- 01:42
神戸市は12日、総額24億円の3月補正予算案を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的で要請した、飲食店の営業時間短縮への協力金を15億円計上した。このほか新型コロナウイルスに関わる医療従事者の職場環境改善を目的とした基金「こうべ医療者応援ファンド」に拠出する5000万円も今回の補正予算に盛り込んだ。一方で、年度末の精算を目的として、国庫支出金の返還に12億円、既決予算の減額に6億円を計上した。補正後に2020年度の一般会計の総額は1兆624億円になる。神戸市議会「令和3年第1回定例市会」で審議する。
神戸市は同日、新型コロナの患者を受け入れた病院の収益悪化に対応し、「こうべ医療者応援ファンド」の支援を強化することも発表。3月補正予算からの5000万円の拠出に加え、ふるさと納税を通じた寄付金をどうファンドにも振り向ける。企業・団体向けには「こうべ医療者応援ファンドサポーター」を募集。ファンドへの協力の方法として①店頭でのポスター掲示や商品へのロゴ印刷などでファンドのPRに協力②店頭に募金箱を設置する③売上高の一部を同ファンドへの寄付に回す商品の開発--などを想定している。
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