石光商事、2月の単独売上高3.2%減 食品部門は6.5%減・コーヒー小幅減

 コーヒー豆や食品を卸売りする石光商事が12日に発表した同社単独の2月の月次売上高(速報)は、前年同月比3.2%減の27億3000万円だった。3カ月連続で前年同月を下回った。首都圏や近畿圏などで新型コロナウイルスの緊急事態宣言が再発令されるなどで、消費者の外食自粛が広がった影響が出たもよう。外食向けの業務用食品が苦戦したとみられる食品部門の減収が目立った。コーヒー・飲料部門も小幅ながら減収だった。

 事業部門(セグメント)別では、コーヒー・飲料部門の売上高が同0.7%減の9億600万円、食品部門は6.5%減の15億700万円だった。半面、日本の食品を輸出する海外事業部門は7.2%増の3億1500万円と、引き続き前年同月を上回って推移した。

 同時に開示した期初からの累計(20年4月〜21年2月)の単独売上高は、同社全体(単独)が前年同期比5.3%減の328億900万円になった。セグメント別ではコーヒー・飲料部門が3.5%減の103億4300万円、食品部門が9.8%減の190億1600万円、海外事業部門が20.7%増の34億4900万円だった。

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