神戸製鋼、圧縮機事業を三浦工業との共同出資会社に 提携関係を強化

 神戸製鋼所と小型ボイラー大手の三浦工業は5日、神戸製鋼の圧縮機事業を両社の共同出資会社にすることで基本合意したと発表した。神戸鋼が同社内で手掛けていた「はん用圧縮機」の製造事業を、これまで販売のみ担当していた完全子会社のコベルコ・コンプレッサに移管。製版一体になったコベルコ・コンプレッサの株式を三浦工が取得する計画だ。すでに提携関係にある神戸鋼と三浦工の相乗効果を高める。

 神戸鋼と三浦工は2008年から蒸気を動力源に圧縮空気を作り出す「蒸気駆動式圧縮機」を共同開発。蒸気発電機と排熱回収圧縮機といった製品に展開した。圧縮機の排熱をボイラーに活用すると、ボイラーの稼働に必要な消費エネルギーを大幅に削減できる仕組みも作った。圧縮機事業を共同出資化するのを機に、互いの販売・メンテナンス網を活用したワンストップ・サービスの構築に乗り出す。

 コベルコ・コンプレッサの2020年3月期の売上高は192億円だった。今後は5月中にも最終合意して、株式譲渡などの契約を結ぶ。7月1日には神戸鋼からコベルコ・コンプレッサに製造部門の移管を終える予定。三浦工は10月中にもコベルコ・コンプレッサへの出資を終える見通しだ。出資比率は神戸鋼51%、三浦工49%にする予定だが、三浦工の出資額は現時点で決まっていないという。

 神戸鋼と三浦工は11日午前に、アナリスト・記者向けの説明会を開催する予定だ。

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