飲食店の営業夜9時まで、神戸・尼崎・西宮・芦屋の4市で継続 8〜21日
- 2021/03/04
- 21:30

兵庫県は4日に開いた新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、飲食店に対して営業時間を午後9時までに短縮する要請を、神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市の4市で21日まで継続することを決めた。政府による新型コロナの緊急事態宣言は2月末で解除されたが、感染拡大を防ぐため、兵庫県は7日まで全県の飲食店にで営業時間短縮を求めていた。4市以外の地域では飲食店に対する要請を取り下げる。
継続する地域では、酒類を提供する時間を午後8時半までと、7日までの午後8時までから緩和する。協力した飲食店に対する1日あたり4万円の協力金も支給を続ける。午後9時までの時短と8時半までの酒類提供、21日までの期間は、大阪府た大阪市を対象に実施する要請と歩調を合わせた。一方、日中を含めた不要不急の外出自粛の要請と、出勤者数の7割削減を目指す在宅勤務の推進は県全域で継続する。
イベントの開催制限については、クラシック音楽のコンサートなど大声での歓声や声援がない行事などの場合は、収容率の上限を100%まで引き上げる。スポーツなど大声でも声援・歓声がある場合は引き続き50%を上限とする。そのうえで緊急事態宣言の間は5000人を上限としていた人数制限は「5000人または1万人以下で収容定員の50%のいずれか大きい方」にする。
兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)が対策本部会議の終了後に記者会見して発表した。新規の感染者数の推移について「いまの状況はかなり順調」とみている。ただ「年度末や年度始めで行事も多く、花見の時期」を控えて「21日までとしたが、場合によっては(外出自粛要請などの)さらなる延長もありうる」と話していた。
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