JCRファが小反発 新型コロナ、ワクチン原液製造で神戸に新工場

20191231神戸株ワッペン

終値 3670円 +10円(+0.27%)


 4日の東京株式市場では東証1部のJCRファーマ(4552)が小反発した。後場終盤にかけて前日比30円高の3690円まで上昇した。日経平均株価の下げ幅が一時800円超に拡大するなど相場全体の下落につれて前場は売りが先行した。ただ下値では2日に付けた直近高値(3735円)から5%超下落と、値ごろ感もあって散発的な買いが同社株を下支え。午後2時には同社が土地と建物で合計約136億円を投じて、新型コロナウイルスのワクチン原液を製造する工場を神戸市西区に建設すると発表したのも支援材料になったとの見方があった。

 同社は英製薬大手アストラゼネカから技術移転を受けてワクチン原液の製造を受託している。受託期間は2030年3月末までと、今後9年間にわたって原液製造を受託することが明らかになり、安定した収益源になるとの見方もあった。同社は工場の建設費用に自己資金と厚労省からの補助金を充てると表明。決算短信によると20年12月末時点で211億円の現預金があり、短期借入金が1年前に比べ87億円増加した。すでに工場建設のための資金調達を終えているもよう。

 報道などによるとアストラゼネカは1億2000万回分のワクチン供給で日本政府と合意。このうち9000万回分の原液をJCRファーマが製造する。同社が製造した原液は第一三共(4568)や明治HD(2269)が瓶詰めするなど製品化する。

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