井戸兵庫知事、変異株の調査強化「感染状況次第か」 4日に対策本部会議

20210303井戸知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は3日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの変異株について調査を強化するかとの記者の質問に「感染状況次第ではないか」と述べ、現時点では強化を急がない意向を示した。「感染力が強い変異株が増えることで、感染が再び拡大しそうな状況だとすると、変異株調査も強化する必要がある」という。ただ「変異株があろうとなかろうと、感染者が少なくなっている状況だと国が示す程度の対応というのも選択の1つ」と指摘。変異株に関する情報が限られることもあり「今後の状況を見定める必要もある」とも語った。

 政府は新型コロナ新規感染者の5〜10%程度について、「変異株」であるかを確認するよう自治体に求め、感染拡大の程度について把握をめざしている。

 新規感染者数の約6割を「変異株」か調べている神戸市が、感染力が強いとされる変異株「英国型」の比率が高まっているとの独自の調査結果を示したことについて井戸知事は、「一方であまり重篤化しないともいわれており、変異株だからといって、変に恐れた対応は必要ない」と指摘。「通常の新型コロナ対策をしっかりして、変異株にも対象していきたい」と述べ、引き続きマスク着用や手洗い、他人との距離の確保などを呼びかける姿勢を見せた。

 このほか井戸氏は、兵庫県の新型コロナウイルス感染症に関する専門家会議と対策本部会議を4日に開催し、飲食店向け営業時間短縮の要請などを8日以降どうするかなどを議論すると明らかにした。新たな要請の内容は4日に正式決定するが、大阪府、京都府と足並みをそろえる観点で営業時間を引き続き午後9時までとして、対象の地域を限定する方針と説明。ただ対象地域は神戸市に、尼崎市、西宮市、芦屋市を加えるか現時点で「決めきれていない」という。対象期間は大阪府、京都府と同様に21日までの方針にするか、「さらに延長するかも議論する」と話していた。

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