神栄が大幅高、値上がり率13位 「温度ロガー」追加5000台受注を発表で

20191231神戸株ワッペン

終値 1473円 +114円(+8.39%)

 1日の東京株式市場では神栄(3004)が4営業日ぶりに反発した。一時は前日比285円(20.97%)高の1644円まで上昇した。取引時間中の午前10時に、子会社の神栄テクノロジーが製造する温度記録機(温度ロガー)「『Temp View』 GT002-DF」5000台を追加受注したと発表したのがきっかけ。米モデルナが開発した新型コロナウイルスのワクチン保管に使う。1月に発表した受注と合わせて合計1万台の販売になり、販売増よる収益寄与を期待した買いを集めた。

 電気機器メーカーのツインバード(6897)向けに出荷し、同社が製造する超低温冷凍庫に取り付けるのは前回の受注と同じ。1月の受注では配送用に採用された5000台に取り付けたが、同社の冷凍庫が接種会場向けにも追加で5000台採用されたことに伴う受注という。市場関係者からは「発注元が政府だけに無理な値引きなどの必要もなく、収益寄与への期待感が出やすい」といった見方も出ていた。

 ツインバードは7営業日ぶりに上昇し、値上がり率は5%を超えた。

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