神戸市、スタートアップ連携の成果発表会 12日に「GovTechサミット2021」

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 神戸市は12日午後に、スタートアップ企業と連携して取り組んで解決した行政課題の発表会「GovTech(ガブテック)サミット2021」を開催する。神戸市が提示した行政課題に対し、解決するアイデアや技術を持つスタートアップが応募する「Urban Innovation Kobe(アーバンイノベーション神戸)」で取り組んだ課題について、スタートアップと神戸市との両面から解説したり、改善した市民サービスについて改めて説明したりと、2018年から取り組みを振り返る。(写真は2019年2月に開いた前回のガブテック・サミット)

 アーバンイノベーション神戸に参加したスタートアップ各社や課題を提示した神戸市の係長らに加え、神戸市のチーフ・イノベーション・オフィサーを務めるNPO(非営利組織)コード・フォー・ジャパンの関治之代表らも参加。経済産業省のデジタル化推進担当者が、政府や自治体がいかに「テック(主に情報通信技術)」を取り込むかについて語る時間も設ける。分科会形式で、スタートアップ各社との交流会も開催する予定だ。

 ガブテック・サミットとしては19年2月に続き第2回になる。神戸市の取り組みが関心を集め、他の団体も神戸市と同様の手順でスタートアップとの連携する「Urban Innovation Japan(アーバンイノベーションジャパン)」も参加する自治体も順次増えており、今回も高い関心を集めそうだ。神戸市が成果を発表することで、行政とスタートアップが円滑に連携するためのヒントにることも想定する。

 テレビ会議システムのZoom(ズーム)を使って、オンライン形式で開催する。参加費は無料。午後2時から午後4時半までを予定する。神戸市とスタートアップとの取り組みに興味のある人が対象だ。申し込みは専用サイトから受け付ける。

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