12月の兵庫鉱工業生産、7カ月連続で改善 基調判断「持ち直している」据え置き
- 2021/02/24
- 10:33
兵庫県が24日に発表した2020年12月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比3.8%上昇の100.3と、改善が続いた。7カ月連続で生産の増加を示した。兵庫県は生産活動の基調判断を据え置き、4カ月連続で「持ち直している」との見方を示した。
主要9業種の生産指数では6業種が上昇した。指数でのウエートが最も大きい「電気・情報通信機械工業」に加え、2番目に大きい「化学工業」、3番目の「食料品工業」もそろって上げた。このほか「鉄鋼・非鉄金属工業」「生産用機械工業」「はん用・業務用機械工業」が上昇した。半面、「輸送機械工業」「よう業・土石製品工業」が下落した。「金属製品工業」は前月比横ばいだった。
同じ月の全国統計では、経済産業省が15日に発表した鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)確報値が前月比1.0%低下の93.8と、2カ月連続で生産の減少を示した。
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