兵庫県、一般会計2532億円減額の補正予算案 年度末の精算補正

 兵庫県は22日、一般会計を2532億円の減額、特別会計と公営企業会計を含めた全会計では2658億円を減額する補正予算案を発表した。高齢者施設の従事者向けにPCR検査を実施する予算や、農業施設向けの雪害対策などの予算を計上したが、年度末に伴う生産補正が中心だ。

 主な減額項目は、中小企業制度資金貸付金の融資額が想定を下回ったことによる金融機関への預託金を1522億円減額、新型コロナウイルスの緊急包括支援交付金事業のうち社会福祉施設での感染防止対策が想定を下回ったことによる180億円の減額など。このほか公共事業の実績が想定を下回ったことなどで、313億円の減額も実施した。

 4月、5月、6月、7月、9月、10月、12月、2月に続く9回目の補正予算。今回の補正予算も通算すると2020年度の兵庫県の予算規模は一般会計で2兆7266億円、全会計で4兆6811億円になる。開会中の兵庫県議会に22日に提出し、同日開催した本会議で井戸敏三知事が提案説明した。

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