三宮再開発 アモーレ広場で今夏オープニング式典、大型ビジョン登場・予算案
- 2021/02/20
- 02:55
神戸市は2021年度予算案で、阪急神戸三宮駅の北側にある「サンキタ通り」と「さんきたアモーレ広場」のにぎわい作りに7966万円を計上した。設計競技(コンペ)で選んだ案を元に整備を進めている、さんきたアモーレ広場では7〜8月ごろにオープニング式典を開催する計画だ(完成予想図=神戸市提供)。広場とサンキタ通りが一体的な空間として利用できるようになる。完成後は広場を使ったイベントなど、継続してにぎわい作りに取り組む方針だ。
サンキタ通りの阪急神戸三宮駅の高架に面した側に整備中の歩道は、3月中に完成予定。4月26日にオープンを予定する神戸阪急三宮ビルの商業施設「EKIZO(エキゾ)神戸三宮」との相乗効果で、快適に過ごせる空間になる見通しだ。広がった歩道を使い、オープンカフェやマルシェなどのイベントも可能になる。商店街のアーケード下にある歩道の改修工事も21年度中に終える計画だ。
さんきたアモーレ広場の西側に面した「ステラ三宮ビル」向けに、大型ビジョンの設置を支援。設置に必要な金額の3分の2を、神戸市と国で負担する予算も盛り込んだ。大型ビジョンでは平常時に市政情報を掲示できるほか、災害時でも情報提供の経路になると見込む。JR三ノ宮、阪急神戸三宮駅の北側にはテロップ型の電光掲示板があるが、大型のビジョンが登場するのは初めてとみられる。
広場の完成後は広場の日常的な利用を促進するほか、整備効果の検証作業を実施。結果を今後の三宮再開発の事業に生かす。22年度以降も広場周辺で、にぎわい作りの事業を継続する方針だ。今年度中は周辺の事業者らに加え、神戸市の住民が幅広く事業に参画できる体制も整える。
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