コベルコ建機、北米ショベル工場で5月に生産停止 日野自のエンジン供給遅れ

2021/02/18 11:00 生産停止になる機種数を訂正しました。コベルコ建機が訂正したためです。

 神戸製鋼所の完全子会社であるコベルコ建機は17日、米サウスカロライナ州にある同社工場で、油圧ショベルの生産を5月1日から一時的に停止すると発表した。油圧ショベルに搭載するエンジンを供給する日野自動車が、米国の法律に基づいて2021年の認証を受けたエンジンを供給できないためという。コベルコ建機は1月中旬に日野自から通知を受けた。生産への影響や代替策などを検討したが、在庫を活用して4月末まで生産した後は生産が困難と判断した。

 日野自は21年の米法定エンジン認証試験で「過程において課題が生じた」といい、3型式のエンジンで認証取得が遅れていることを昨年12月23日に発表。同社でも米国とカナダの工場で車両生産を今年9月末まで停止する。同エンジンを搭載した車両の発売延期も決めた。同型のエンジンを油圧ショベルに採用しているコベルコ建機の油圧ショベルは、日野自の認証取得が遅れた余波を受けた形になった。

 生産停止は米工場で生産する油圧ショベル7機種。加えて、同エンジンを搭載し、日本で生産して北米市場に投入する油圧ショベル6機種と、クローラクレーン(無限軌道が付いたクレーン)5機種の生産も、エンジンの在庫がなくなり次第停止する。エンジンの供給が再開されれば、北米向け製品の生産を再開するが、現時点で時期は未定という。アフターサービスなどは継続する。生産・販売停止による業績への影響は、現在精査中としている。

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