市長にしたい人に「◯」投票用紙に 神戸市長選に記号式を導入・今秋

20210217模擬投票用紙

 神戸市選挙管理委員会は16日、今秋にも予定されている神戸市長選で、候補者の名前を投票用紙に印刷して有権者が「◯」印をつけて選ぶ「記号式」の投票用紙を導入すると発表した。投票する人が自分で候補者の名前を書く方式(自書式)に比べ、障害者や高齢者など幅広い有権者の投票が期待できるとして導入を決めた。選管は新制度の導入を機に市長選への関心が高まり、投票率の向上につながることを期待している。(写真は選管が試作した模擬投票用紙)

 神戸市は必要な条例の改正案を、18日から始まる市議会に提出する計画だ。記号式の投票は国政選挙では法的に不可能だが、地方議会や首長の選挙では条例を整備することで可能になるという。すでに228の自治体が記号式の投票を実施しており、政令市でも広島市や熊本市が採用している。開票の際も、投票用紙に書かれた字が判読できないことによる無効票や疑問票を少なくする効果があるとされ、迅速な結果判明につながる公算だ。

 全員の候補者が確定してから投票用紙を作成する必要があるため、選挙運動期間が短い選挙には導入しづらいという面もある。事前に投票用紙を作成する期日前投票や、点字投票については神戸市も引き続き自書式を採用する。このほか候補者全員の名前を記載するため、候補者が多い選挙には向かない。神戸市選管は、市長選にだけ記号式を導入。市議選は引き続き、自書式で選挙を実施する方針という。

 今秋の神戸市長選から神戸市の選管は、投票用紙に書かれた文字を読み取り、候補者別などに分類する「読み取り分類機」を導入する計画。神戸市選管は記号式の投票用紙を導入するのと合わせて、従来に比べて開票時間を約20分短縮、作業人数を従来の7割程度に減らせるとみている。

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