神戸市の人口、2020年に6683人が減少 9年連続で減・6年ぶり社会減

 神戸市は15日、住民基本台帳法に基づく2020年の出生、死亡、転入、転出の届け出を集計したところ、人口が年間で6683人減少したと発表した。神戸市の人口が減るのは9年連続。出生と死亡による人口増減を示す自然増減数は6064人の減少で、14年連続の減少だった。転出入による人口増減を示す社会増減数は619人の減少で、6年ぶりに社会減に転じた。1月1日時点の神戸市の人口は151万5590人だった。

 減少した6683人のうち、日本人は5635人だった。19年は神戸市に住む日本人が年間で6235人減少し、全国で最も急速に人口が減少した市区町村になった。19年に比べると日本人の減少は少なかった。

 神戸市の人口は20年に実施した国際調査の結果が公表された後に修正する予定だ。他の自治体との比較は、例年7月ごろに総務省が発表する「住民基本台帳に基づく人口動態調査」で判明する見通し。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告