兵機海運の4〜12月期、純利益34%増 摩耶倉庫売却益が押し上げ

20210213兵機海運

 兵機海運が12日に発表した2020年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比34%増の3億1700万円だった。取扱貨物量の減少で減収、営業利益は減益になったが、神戸市灘区の摩耶ふ頭にあった「摩耶倉庫営業所」を売却したことから、固定資産売却益2億6900万円を特別利益に計上したのが純利益を押し上げた。

 売上高は9%減の96億円、営業利益は47%減の1億5500万円だった。足元ではやや回復がみられるというが、引き続き主力の貨物である建築、土木向けなどの鋼材の輸送量が低調だった。1月に営業を開始した兵庫埠(ふ)頭物流センター(神戸市兵庫区)の危険物倉庫は順調に推移したが、補いきれなかった。

 21年3月期の業績予想は据え置いた。純利益は57%減の7000万円を見込む。本社の修繕費用1億円を1〜3月期に計上する予定であるのに加え、1〜3月期は中国の旧正月(春節)の休暇で貨物量が減りやすい傾向がある。さらに新型コロナウイルスの感染再拡大で影響を見極める必要があるとして、修正を見送った。配当計画は引き続き未定とした。

 あわせて同社は外国船舶の保有を目的とするパナマの子会社を3月31日付で解散すると発表した。子会社が船舶を売却するため。生産手続きに伴い、同子会社に対する2億4000万円の債権放棄が発生する見込み。だが、すでに貸倒引当金を設定済みで21年3月期の業績への影響は軽微としている。

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