災害時の都市で「生き抜く」体験会を3月に 神戸市と好日山荘が事業連携協定

20210212神戸市好日山荘会見

 1924年に日本初の登山用品専門店として創業した好日山荘(神戸市中央区)と神戸市は3月20日に、アウトドアのノウハウを活用して災害時でも都市で生き抜くための「アーバンサバイバル」体験会を開催する。六甲アイランドのバーベキュー広場(神戸市東灘区)を活用し、火起こしや汚れた水の濾過(ろか)、正しいバックパックの背負い方などを体験する。神戸市内に住む小学生以上の子供と保護者が対象。参加する16組を募集する。神戸市と好日山荘が2月12日付で結んだ事業連携協定の第1弾だ。

 神戸市の久元喜造市長と、好日山荘の池田真吾社長が事業連携について、12日に記者会見して発表した。両者は好日山荘のアウトドア活動に関するノウハウを、神戸市の街づくりに活用することで合意。多井畑西地区など利用度が低い市有山林を活用した登山学校などの実施、里山の保全、防災に関する啓発活動などを共同で展開する方針だ。高齢者や障害者向けにVR(仮想現実)技術を活用した登山体験を提供する機会なども模索する。

 神戸市の久元喜造市長(写真左)は「神戸にはまだまだ隠れた魅力のある自然環境がある」と指摘。「新型コロナの感染防止のために家に閉じこもるばかりではなく、(換気にもすぐれ、人が密集せずに楽しめる)アウトドアの活動をもっと盛んにすることが必要なのではないか」と強調していた。

 一方で、好日山荘の池田真吾社長(写真右)は「アウトドアに関するノウハウなどの当社の無形資産が街づくりに寄与すると考えている」という。神戸で創業した会社ということもあり、引き続き「神戸の都市と豊かな自然のバランスには大きな魅力を感じている」と話していた。

 「アーバンサバイバル」の体験会は1組につき2000円の参加費が要る。申し込みは神戸市のホームページで12日午後7時から受け付ける。先着順で、定員になり次第、受け付けを締め切る。

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