井戸兵庫知事、解除要請「瞬間風速で判断できない」 新規の感染者数33人

20210208井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は8日の定例記者会見で、国に対する新型コロナウイルスの緊急事態宣言の解除要請について、「瞬間風速で判断できない」と述べ、慎重に判断する必要があるとの見方を改めて強調した。兵庫県は同日の新規感染者数が33人と、昨年11月9日の20人以来およそ3カ月ぶりの低水準だった。新規感染者数の7日移動平均も、7日に100人の節目を下回った。

 前日が休日で検査数が少ないことから、33人と少ない結果も「割り引いて考える必要がある」と井戸氏は指摘。改めて、緊急事態宣言の解除要請について「判断する段階ではない」との見方を示した。あわせて兵庫県が解除要請を判断する基準の案として提示した「重傷者専用の病床の使用率が7日間連続で50%を下回る」「新規陽性者数の7日移動平均が人口10万人あたり10人以下」について、専門家から支持を受けたとも明らかにした。

 大阪府は9日にも緊急事態宣言の解除要請について判断すると伝わっている。一方で、大阪、京都、兵庫の3府県は緊急事態措置や宣言の解除要請で歩調を合わせる方針で合意。仮に大阪府から国に緊急事態宣言の解除要請を持ちかけられた場合、井戸氏は「今の状況を見極めなければならないと申し上げることになる」と話した。

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