神戸鋼が急伸、値上がり率3位 今期最終赤字を回避、買い急ぐ展開に

20191231神戸株ワッペン

終値 632円 +94円(+17.41%)


 8日の東京株式市場では神戸製鋼所(5406)が急伸。朝方から買いが先行し、後場には前日比99円高の632円まで上昇する場面があった。東証1部の値上がり率ランキングで3位に顔を出し、2019年12月13日以来およそ1年2カ月ぶりの高値を付けた。前週末5日の大引け後に、2021年3月期の業績予想を上方修正。連結最終損益はトントン(前期は680億円の赤字)の見込みで、2期連続の最終赤字を回避する見通しには意外感があったもようだ。

 世界的に自動車の生産が回復したことで、鉄鋼アルミや素形材といった素材系事業で自動車向けの出荷が従来想定から上振れする見込みになった。神戸鋼は鉄鋼に加えて、車体軽量化で自動車での使用が増えているアルミでも自動車の需要回復が収益の支えになる。さらに日経平均株価が30年ぶりに2万9000円の節目を上回るなど、相場全体が上値を追う中で、鉄鋼株には出遅れ感があるとの見方も多かっただけに、急動意を受けて買い急ぐ展開になりやすかった。

 鉄鋼株では日本製鉄(5401)が10.0%超上昇、JFE(5411)は7.4%上昇と、そろって急伸した。

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