アサヒHDが10%超上昇 好業績で配当増額、株式分割など好感で

20191231神戸株ワッペン

終値 4440円 +435円(+10.86%)

 1日の東京株式市場ではアサヒホールディングス(5857)が急伸。一時は前週末比525円高の4530円まで買い進まれた。1月25日以来5営業日ぶりに上場来高値を更新。前週末1月29日大引け後に、2020年4〜12月期の連結決算(国際会計基準)を発表。通期予想を上方修正するなど好業績だったうえ、期末配当金の増額、さらに3月末の1株を2株に分割すると発表した。相次ぐ買い材料に個人投資家などの買いを集めたとみられる。

 加えてアサヒHDは株主優待制度を廃止すると発表した。アサヒHDは神戸経済ニュースの取材に対し「株主への利益配分は配当を中心に実施するというのを改めて示すのを目的に当社で判断した」(広報担当者)と説明。これまでは100株以上を保有する株主が、優待価格で同社商品などを購入できる権利があった。これが、株主優待に否定的な見方を示す機関投資家が買いやすくなるといった思惑につながった面もあるとの指摘もあった。

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