モロゾフ、クリスマス上振れで今期の減益幅縮小 中期計画の目標は引き下げ

20210129モロゾフ修正

 モロゾフは29日、2021年1月期の単独税引き利益が前期比82%減の2億円になる見通しだと発表した。従来予想の1000万円から上方修正し、減益幅が縮小する。年末にかけて新型コロナウイルスの感染が再拡大したことから、外食を避けて年末を家で過ごす人が増えたのを背景に、クリスマスケーキの販売が想定を上回った。

 営業利益は68%減の5億3000万円を見込む。従来予想は2億5000万円だった。生産高の回復による稼働率向上で、売上原価率がやや改善。加えて雇用は維持しながらも、売上高の増減に応じた販売人員の配置を厳格化したことで、販売人件費が想定を下回ったのも寄与する。売上高は14%減の2億5500万円になる見通しを維持した。

 一方で、中期経営計画の見直しを発表。計画の最終年度である23年1月期の目標は売上高280億円、営業利益率4.5%に引き下げた。従来の目標は296億円、5.0%だった。ネット通販などへのシフトも一定程度は進むとみられるが、感染症に対する意識の高まりなどを背景に、向こう2年で売上高が20年1月期(295億円)と同じ水準に戻るのは難しいとみる。山岡祥記副社長は神戸経済ニュースの取材に対し、「新型コロナを契機に百貨店の閉店が増え、当社の店舗が減少することも懸念している」と話していた。

 このほか中期計画には、首都圏での販売を強化する一環で買収した鎌倉ニュージャーマン(神奈川県鎌倉市)のブランド再構築を新たに盛り込んだ。20年11月に鎌倉本店をリニューアルオープン。販売網の再拡大をめざす。

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