石原ケミカルの今期、純利益一転19%増に パソコン・サーバー需要が下支え
- 2021/01/29
- 19:06
売上高は2%減の164億円、営業利益は3%減の14億円になる見込みだ。従来予想は170億円、12億円だった。売上高は新型コロナウイルスの感染拡大を受けた鉄鋼の生産減を受けて、工業薬品の販売が低調に推移したのが響く。一方で営業利益は、金属表面処理剤に加え、前回の緊急事態宣言が発令された昨年4〜5月に冷え込んだ、自動車向けのエアコン洗浄剤の回復が続いており利益は従来の想定を上回る。
同時に発表した20年4〜12月期の連結決算は、純利益が前期比28%増の10億円だった。前期中に買収した装飾めっき子会社の寄与もあり、金属表面処理剤が好調だった。売上高は1%減の123億円、営業利益は4%増の10億円だった。
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