神栄、今期最終黒字3億5000万円に上方修正 ホコリセンサー好調などで

20210129神栄決算修正

 神栄は29日、2021年3月期の連結最終損益が3億5000万円の黒字(前期は6億7700万円の赤字)になりそうだと発表した。従来予想である1億円の黒字から上方修正し、黒字幅が拡大する見通しになった。空気清浄機の部品として使われるホコリセンサーが好調で、電子関連が想定を上回って推移している。特別損失の計上を見込んでいた訴訟関連費用が、主要な原告との和解もあって想定より抑えられるのも寄与するという。

 売上高は前期比10%減の370億円、営業利益は81%増の6億5000万円を見込む。従来予想は380億円、4億5000万円だった。売上高に占める比率が最も大きい食品関連では、新型コロナの影響でホテルや外食向けの業務用食品が引き続き苦戦。商品の滞留で価格競争が一段と激化しているという。ただ利益面では好調な電子関連が押し上げる。新製品の温度ロガー(記録機)を新型コロナワクチン輸送用に受注したのも寄与する。ただ無配継続の計画は維持した。

 同時に示した20年4〜12月期の連結決算は、最終損益が3億1100万円の黒字(前年同期は3億4300万円の赤字)だった。前期に繊維関連の不採算事業から撤退を完了したことなどで、同社全体の採算が改善した。売上高は9%減の284億円、営業利益は50%増の4億8600万円だった。

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