神戸市「神戸のつどい」仮想空間で2月12日開催 バーチャル市長と面談も

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 神戸市は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見合わせていた「神戸のつどい」を2月12日に仮想空間で開催すると発表した。神戸のつどいは神戸市と神戸商工会議所が共同で主催し、例年は東京都心のホテルで夏に開催。神戸に縁がある首都圏の政財界や政府関係者らを招待し、神戸市への関心を高める機会にする。前回は2019年8月に開催し、企業経営者や兵庫県選出の国会議員など690人が参加した。

 今年度は例年通りの開催ができないとして、20年夏の開催は見送った。だが感染対策しながら、神戸市が進めている行政のデジタル化や、スタートアップ支援を訴えられる方策として「仮想空間」を導入。ソーシャルゲームの技術を基盤に、1000人を超すアクセスにも軽く耐えられるシステム「xR CLOUD(エックスアール・クラウド)」を採用した。開発したのは神戸市中央区に本社を置く「monoAI technology(モノアイテクノロジー)」だ。

 仮想空間には3種類の部屋を用意。主要施設のPRブースを巡回できたり、ゲストの講演が聞けるメーンステージを設けた「イベント会場」に加え、21年春にオープンする神戸阪急ビル内に開設する予定の知的交流拠点「ANCHOR KOBE(アンカー神戸)」が完成した様子の部屋(図=神戸市提供)と、久元喜造市長との「面談室」だ。PRブースでは神戸医療産業都市、六甲山上スマートシティ構想、神戸里山暮らしなどを紹介する予定だ。

 面談室を使った市長との名刺交換、面談は先着順で当日に受け付ける。1人1分程度で60人を予定。「遠目に見ると本物と見間違うほど」(monoAI technologyの本城嘉太郎社長)という精巧な久元市長のアバターが応対する。

 仮想空間の開発費用は約700万円で、今後も利用できる。東京都心のホテルで開催すれば、市長や職員が移動する費用なども合わせると1回で1000万円以上かかるため、今回はかなり支出を節約できた形だ。例年通り2000人超に案内状を送ったが、どの程度の招待者が集まるかは現時点では未知数という。

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