7代目「ケンミン焼ビーフン」3月発売 めん丸型に、タイ新工場で生産

20210125焼ビーフン7代目

 ビーフン国内最大手のケンミン食品(神戸市中央区)は主力の「ケンミン焼ビーフン」を6年ぶりにリニューアルする。1960年の発売以来、7代目のケンミン焼ビーフンになる。めんの形状を四角型から丸型に変更(写真左=ケンミン食品提供)し、さまざまな場面で調理しやすくした。丸型への変更でパッシージのサイズを約10%小さくすることにも成功。プラスチックごみの削減や、生産工程での二酸化炭素(CO2)排出量が年間で1トン減らす。

 2020年12月にタイで完成した第3工場で生産する。新たなめんは、調理する際にほぐれやすく、食べやすくなった。直径26センチのフライパンに3食を重ならず、均一に並べることができる。一般的な丸型のアウトドア用クッカーにも、ちょうど収まるサイズだ。内容量の65グラムと、定評がある鶏だししょうゆ味は、6代目から引き継ぐ。

 リニューアルでめざしたのは「人と地球にやさしい焼ビーフン」だ。パッケージの縮小や、CO2排出削減に加え、パッケージの表示も健康志向に対応。野菜120グラムを入れて調理すると、タンパク質、資質、炭水化物の「PFCバランス」が整った食事になることを強調。1食で1日の3分の1に相当する野菜が取れるメニューであることを説明した。

 パッケージのデザインも変更。既に定着している黄色をベースにしながら、上下に青色の帯を配置することで、赤い「焼ビーフン」の文字に目が行きやすくなる。店頭でも探しやすくなると見込む。3月1日からは100万色限定で、「最も長く販売されている焼ビーフンブランド」としてギネス世界記録の認定を受けたのを記念したパッケージ(写真右=同)で販売。希望小売価格の税別115円も据え置く。

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