12月の神戸市消費者物価、3カ月連続で前年比下落 下落率1.1%に拡大
- 2021/01/22
- 09:39
兵庫県が22日に発表した2020年12月の神戸市消費者物価指数(2015年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比1.1%下落の101.8になった。同指数が前年比で下落するのは3カ月連続。1.1%の下落率は、現在基準である2015年を100として算出した13年8月以降で最大。2カ月連続で最大を更新した。政府の観光需要喚起策である「GoToトラベル」キャンペーンで宿泊費や旅行代金のほか、ガス代が大幅に下落したことなどが影響した。指数は前月比で0.2%の下落になった。
10大費目別の指数で見ると前年同月比で、宿泊費を含む「教養娯楽」とガス代を含む「光熱・水道」のほか、「生鮮食品を除く食料」「教育」「住居」「被覆および履物」「交通・通信」の7費目が下落。半面、「家具・家事用品」「諸雑費」の2費目が上昇した。「保険医療」は横ばいだった。
全国統計では、総務省が同日発表し20年12月の全国消費者物価指数(2015年=100、生鮮食品を除く総合)は101.1と前年同月比で1.0%下落。前月比(季節調整値)では横ばいだった。
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