4〜12月期決算発表、足元3カ月の回復度合いが焦点に 日程一覧

20210121上場企業決算発表予定

 3月期決算会社の2020年4〜12月期決算発表が本格化する。4〜12月期の決算発表では通常、業績を開示する9カ月に加えて1月に入ってからの動向などから、より確度の高い3月期通期の業績予想に修正するケースが多い。だが今年は新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受けて不透明感が高まったとして、通期予想は据え置きが増えそうだ。このため投資家は各社の通期業績を予想するうえで、20年10〜12月期の業績が前年同期に比べてどう変化したかに関心が集まりそうだ。

 昨年4〜5月に発令された緊急事態宣言もあって、20年4〜9月期は上場会社の業績が軒並み悪化した。緊急事態宣言が終了した後の収益回復の度合いを、10〜12月期の業績で見極めようというわけだ。10〜12月期の業績は、今回発表される4〜12月期の業績から4〜9月期の業績を差し引いて計算する。たとえば4〜12月期の業績は赤字でも10〜12月期では黒字、4〜12月期は減益でも10〜12月期でみると増益、といった具合なら業績に対する安心感が浮上する可能性は高い。

 すでに発表された2月期決算会社の3〜11月期では、利益が21年2月期通期の予想を上回っても、通期予想を据え置く上場会社が相次いだ。同様に4〜12月期の発表と同時に21年3月期通期の業績予想を据え置いても、足元の改善を積極的に株価に織り込む動きが広がる可能性は高い。もっとも業績予想を修正すれば、より確度が高い予想と受け止められる可能性が高い。一方で12月期決算会社が今回初めて示すことになる21年12月期通期の業績予想は、控えめの数字と受け止められるだろう。

 神戸市内に本社を置く上場会社では、ビオフェルミン製薬が先陣を切って21日大引け後に発表する。1月中には11社が発表を予定する。時価総額が大きい会社ではシスメックス(6869)が2月3日、川崎重工業(7012)が2月4日、神戸製鋼所(5406)が2月5日にそれぞれ発表する。4〜12月期以外の発表も含めて1月29日には8社、2月12日には10社と発表が集中する予定だ。

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