神戸市とバカン、多機能トイレ「空満情報」発信で実証事業 ハーバーランドなど
- 2021/01/20
- 10:00
バカンは対象の多目的/多機能トイレにドアセンサーと人感センサーを設置し、トイレが現在使用中かどうかを検知。サービス用のホームページに空満情報を掲載する。スマートフォン(スマホ)やタブレット、パソコンなどで、いつでも情報を確認できるというわけだ。サービス用のホームページはスマホに最適化して製作したが(写真)、ブラウザ(ホームページ閲覧ソフト)があれば端末は問わず情報を見ることができる。
バカンは施設内のトイレ混在状況を1カ所で確認できるようにするサービスを手がけたことはあるが、地域全体といった複数の施設をまとめて見られるようにするのは初めて。空満情報の面的展開で、新たな需要が発生するかなども今回の実証実験で確認したい考えだ。実証事業に参加したのはハーバーランド「umie」5個室、「umie MOSAIC」2個室、元町1番外商店街振興組合と南京町商店街振興組合の各1個室だ。
先端技術を使った実証実験を民間企業に呼びかけて展開する事業「Be Smart KOBE」の一環として実施する。「Be Smart KOBE」では、2030年ごろの未来社会を先取りする都市「スーパーシティ」構想に対応する実証実験を神戸市に誘致する。バカンは2020年度に採択した5事業者のうちの1社だ。
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