兵庫県、5カ所に無料「テレワークルーム」開設 神戸市内は本庁舎と新長田に

20200420兵庫県庁

 兵庫県は18日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言で「出勤者の7割削減」を支援する一環で、県内5カ所に無料で使える「テレワークルーム」を開設すると発表した。神戸市内では兵庫県庁の本庁舎(神戸市中央区、写真)の別館と新長田合同庁舎(神戸市長田区)で実施。庁舎内の会議室で仕事用のデスクとインターネット接続環境を提供する。大阪方面などに通勤する人の数を減らし、人との接触を少なくするのがねらい。

 19日から開設し、緊急事態宣言の期間中で最後の平日になる2月5日までを予定する。利用者の間隔を2メートル以上確保するため利用できる人数は限られるが、本庁舎別館の会議室には8席、新長田合同庁舎の神戸県民センターには6席をそれぞれ確保した。利用は先着順で飲食は禁止。他の利用者に迷惑になる行為は禁止だ。ただ予定外のテレビ会議などが必要になった場合のあつかいなど、詳細なルールなどは運営しながら検討する。

 神戸市外では尼崎総合庁舎(尼崎市、8席)、姫路総合庁舎(姫路市、10席)、柏原総合庁舎(丹波市、6席)を用意した。18日の定例記者会見で井戸敏三知事は「利用可能人員は全部で38人だが、もし大変不足するようなら別途検討する」という。「ホームページに(テレワークルームの)地図を掲載するなどで、利用を促していく」と話していた。

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