新神戸〜熊本が1万円に、21日前にネット予約で 九州・山陽新幹線の直通10年

20210118みずほ

 JR西日本とJR九州は、3月12日で山陽新幹線と九州新幹線の相互直通運転が10周年を迎えるのを記念した割安なきっぷ「記念スーパー早特21」を発売した。乗車日に2月12日〜4月25日を設定。乗車1カ月前の指定席発売日から21日前までにネットを通じて予約することで、新神戸(神戸市内)〜熊本までが片道1万円だ。通常価格の1万9200円に比べて半額近くになるなど、思い切った割引率を設定した。航空機との競争が激しい近畿圏〜九州の間で新幹線の利用を促す。

 新神戸(神戸市内)または新大阪(大阪市内)と、熊本・鹿児島中央・博多(福岡市内)・小倉(北九州市内)の4駅の間で設定。「のぞみ」「みずほ」「さくら」などの普通車指定席が利用できる。新神戸または新大阪から小倉、博多、熊本の3駅は片道1万円、鹿児島中央までは同1万2000円とした。21日前の予約で割引になる通常のスーパー早特21は新神戸〜熊本が1万2220円とあって、さらに割安になる。

 JR西日本のネット予約「e5489」または「JR九州インターネット列車予約サービス」で販売する。新大阪・新神戸~小倉・博多駅間は、e5489のみで販売する。2011年3月12日に九州新幹線の博多〜新八代間が開業したことで、九州新幹線は博多〜鹿児島中央が開通した。これに合わせてJR西日本とJR九州は山陽新幹線と九州新幹線の相互直通運転を実施し、新大阪〜鹿児島中央間で「みずほ」「さくら」(写真)の運転を始めた。

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