神栄、上海・青島の中国現地法人を統合 食品関連事業を効率化

 老舗商社の神栄は15日、食品を取り扱う中国の現地法人2社を4月1日付で統合すると発表した。中国の食品関連事業を1社にまとめ、機能面での補完関係を強化。中国の国内向け食品販売の拡大を加速すると同時に、事業運営を効率化する。統合で財務基盤が強化できるのに加え、人員も効果的に配置できるようになる。

 統合するのは上海市に本社を置く神栄(上海)貿易と、山東省青島市に本社を置く神栄商事(青島)貿易の2社。いずれも神栄の全額出資会社だ。神栄(上海)貿易は繊維事業の仕入れ調達支援や日本への輸出とともに、中国国内向けに日本からの食材輸入販売や、日本基準の中国製冷凍食品を中国向け販売を手がける。神栄商事(青島)は、日本向け食品の仕入れ調達支援や、生産・品質管理などを手がける。

 統合後は本社を青島、支店を上海に置く。日本に食品を輸入するグループ会社などの支援と同時に、中国国内向けの食品販売を強化する。日本への繊維製品・雑貨の輸出も手がける予定だ。

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